とある葬儀社のオプションの話

最近聞いた話の中で、大手葬儀社も葬儀一軒当たりの単価が下がり続けていて、それに対して色々なことをしているのですが、食事の内容ダウン＋価格アップや、返礼品などの価格アップや仕入れ先への圧力などは聞いておりましたが、お客様への直接の売り上げを高めるための手段としてオプションを強く売るようになっているそうです。

オプションとして、かなり色々なサービスや商品があるそうなのですが、特に酷いと思ったのが「除菌・消臭剤（シート）」は、病院などでキチンとアルコール消毒をされていて、尚且つドライアイスなどで冷やすのに除菌を必要とするほど悪い菌が発生するとは思えませんし、消臭も何百円程度なら理解できますが、とある大手葬儀社の場合は、合わせて５万円～８万円もするそうです。

他にも、１０万円くらいの祭壇への追加の生花や、５万円ほどもする（一対だと思います）枕花や喪主花（？）なども売り込まれているそうで、値上げはある程度理解できますが、内容が値段に比べて貧相らしいです。

売り上げの確保は、経営をするうえで大切なことですが、内容と金額のバランスが取れていないとお客様に思われたら、ぼったくり・メチャメチャ高いなどの評判が広がって、さらなる経営危機になる可能性があると思うのですが。

どのオプションが必要になるか、どれくらいの金額が適正なのかは葬儀社によって考えも違いますが、打ち合わせやお見積りをする際に、不要だと思うモノには必ず断り、専門用語やあやふやな表現には納得できるまで説明を求めることが必要だと思います。