×
お問い合わせ アクセスマップ 電話する

お知らせ

守り刀などの意味

お布団で安置されている時も、お棺に収まってからも守り刀やカミソリなどの金属製の刃物を胸元や棺の上に乗せていたりします。

守り刀(代用品の刃物)は、魔を寄せ付けないと言われていたそうで、死が移る(伝染する)と思われていた時代には、武士なら刀・町人や農民ならカミソリや包丁・鉈などを魔除けとして体の上などに乗せていたそうです。 少し違うものでは鏡を胸元に入れていたという話も聞いたことがあります(意味は同じでは無いかもしれません)

迷信と言ってしまえばそれまでの話ですが、家族が魔に取り付かれないようにと願って始まった風習です。 カミソリなど、どこの家にでもあるような刃物で少しでも気持ちが穏やかになれるのなら置いたほうが良いかもしれません。

また、地域によっては別の形の風習が残っていたりします。 それを気にされるなら従ったほうが良いと思いますし、廃れてしまった風習を復活させてまでは不要だと思いますが、ご遺族にとってどうしたいのか? 何を重視されているのかは違っていますので、気になることは相談いただき(家族・親戚や葬儀社の担当者)されて行けばよいと思います。