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病院・老人保健施設での指定葬儀社って

私が葬儀業界に入った、平成5年には大きな病院・個人病院問わず、ほぼ全ての病院には「指定葬儀社」が設定されていて、一部の老人保健施設も「指定葬儀社」がありました。

しかし、公立病院や公的な施設から徐々に「指定葬儀社は癒着と誤解される(?)」となってきたようで、現在では半数くらいの病院・施設は「葬儀社一覧表」などを提示するのみとなってきています。  でも、残りの病院・施設では今でも「葬儀社が決まっていないなら〇〇互助会」とか「XX葬儀社に搬送だけでも依頼出来ますよ」などと指定業者があります。

指定葬儀社がある事によって、病院や施設には『紹介手数料』などの名目で、一定の金額などが支払われる場合が有ったり、霊安室や準備室などの管理・清掃・備品を揃える・大型の医療器などの購入の時に寄付をいただく・・などとメリットが有ります。  そして、葬儀社にとっても「〇〇病院・XX老人保健施設から指定を受けております」と言う看板を上げられますし、紹介料を支払ってもそれ以上に売り上げを必ず上げるようになっておりますので、件数・売り上げ・シェアの為にもメリットはまだあると判断される業者が多いです。

ただ、最近の葬儀単価の下落と、スマホで検索が当たり前になっている事が、金銭などを支払って『指定業者』となるメリットが薄くなってきていると思います。