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葬儀での剃髪(ていはつ)

仏式の葬儀で必ず行われる儀式の一つが剃髪(ていはつ)です。 カミソリなどを使用して髪を剃る真似事なのですが、宗派によっては枕経(まくらぎょう)の時にしたり、通夜のお経の時だったり、葬儀の儀式に組み入れられていたりします。

髪を剃る行為の意味は、髪の毛はファッション性が高く 着飾ることが多いが、生活において必ずしも必要ではない(仏教的なお話の中です)ので、自身を着飾ることを止める(質素になる)ことの象徴として行うと聞いたことがあります。 仏門に入ることは俗世と分かれることになり、その為に葬儀では様々な儀式が執り行われるのですが、戒名を授けることも仏門に入ったことを表すことの一つです。

多くの宗派のお寺様は髪を剃って出家していることを表していますが、浄土真宗系の宗派のお寺様は髪を剃っておりません。 理由としては浄土真宗系は在家であり出家や修行を必ずしも必要としない宗派であるらしいです。

また、仏教とは関係なく 昔からの風習や習わしとして亡くなられた人の髪を遺髪として少し切る・剃ることもあるそうです。