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「畳の上で死にたい」とは?

葬儀道具や消耗品を買わせていただいている業者様のカタログに「棺の下板の部分に敷くことが出来る畳」と言う商品が販売されていました。

「畳の上で死にたい」とは、人が自宅で死にたい(野垂れ死には嫌)の意味だと思っていたので、なんでこんな意味がズレている商品が発売されているのか? 不思議に思ったのですが、恐らく「葬儀本体・オプションでの売り上げが下がり続けている現状に対して、以前からある商品と違ったアイテムを販売する事で少しでも売り上げを上げる為の商品」なのだなと思いました。

ある意味では、努力であり頑張っている事でしょうが、意味が違っている事を主張してまで販売をする事は、葬儀の文化としての部分を疎かにしているような気がします。  衰退する業界は、愚かな商品やサービスを展開して、後の評価で「時代のあだ花」などと言われるかもしれませんが、業界で働いている人のプライドを無くすような商品・サービスは悲しくなります。

色々な商品やサービスを好きで受けている人を貶すつもりはありませんが、騙されている人や、騙している人、騙していること自体を理解していない人が居ることが残念だと思います。