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「香典を寄付」をお考えの場合

家族葬が一般に知られるようになった頃に、葬儀の様々なアイデア・新しい形の提案として「香典を寄付」をする事を取り上げる雑誌記事や新聞記事、葬儀社でも一部では「寄付」を話題になると言って取り入れる会社もありました。

現在のような「親戚を呼ばない・兄弟姉妹迄の家族葬」とは違って、当時の家族葬は親戚葬と言ったほうが無いように合っていると思えるほどで、遠方にお住いの親戚や世代交代があった(甥・姪が代表の家庭)親戚までも参列の案内をすることが当然とされていました。

ですので、一般葬との違いは「ご近所・仕事関係などは参列案内をしない」くらいで、表飾りや道路案内板などは使用されていましたし、人数が少なくなるだけで祭壇も大きなサイズが主流であり、返礼品や食事も用意することが当たり前になっていました。  しかし、参列者が減るだけで喪主様への負担はほとんど変わらない状態でしたし、祭壇・宗教者の人数なども特に変わらなかったので、葬儀金額は1割くらいしか下がらなかったと思います。

「香典の寄付」は、葬儀が変わっていく中で「一部の方が行っていた寄付と言う行為を、クリーンなイメージが良いだろうと宣伝するようになった」のが当時の葬儀社の考えではないかと思います。 そして寄付が慣れている人は、寄付先の指定や金額の内訳などを支持されて、納得できる配分をされるのですが、多くの人は「支援金」と「義援金」の違いも判りませんし、寄付を求めている団体の活動内容と名前がかけ離れている場合もあります。  また、有名な団体でも「寄付を流用した」過去があったり、団体の代表が高額所得者であったり、反社快適活動をした過去がある場合もあります。 せっかくの善意で「寄付をしよう」と決めたのでしたら、寄付する先の内情を調べられることをお勧めします。