お供えも様々

2年ほど前に、ご依頼を頂いた葬儀の時の話になります。

７０代の女性の葬儀で、寺院紹介をさせていただき、シンプルプランBと左右に生花を一対入れての飾りをされたのですが、家族葬とは言ってましたがお仕事先の同僚の方や店長さんなども弔問に来られて、そのお店で扱っている商品（お好きだったのではないかな？）を、お供えにされました。

葬儀当日には、ご遺族と親戚様だけだったのですが、お母様の勤めていたお店にその日の朝にコーヒーを買ってこられて、再びお供えされ　お別れのときにも、お使いなされました。

長い間お勤めだったそうで、店長さんも後輩に当たり、また、多くの方が足を運んで来ていただいたことを、ご遺族様は喜ばれていました。　　そして、新しいコーヒーをまた購入して、お供えしたくなったのだろうと思います。

お花や、果物の籠盛りも葬儀らしくて良いのでしょうが、故人を想いながら選んだモノには、特別な想いがこもっていると感じます。