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お寺様の話「人は二度亡くなる」

以前勤めていた葬儀社で、お聞きした法話の中でも心に残っている話を紹介します。

通夜のお経が終わった時に、話をされる方なのですが、比較的若い方の通夜だったからなのか、いつもの話と少し違う話の内容となりました。  内容としては肉体が死亡の診断を受けた時の死と、その人を覚えている人が居なくなった時の記憶としての死 だそうです。

肉体の死は、医師の免許を持っている人が診断書・検案書を書くことによって死が決まる(死亡した日時が決まる)のですが、記憶の死は「誰も故人を思い出す人が居なくなる・供養をする人が居なくなる」事だそうです。

故人の子供・孫・ひ孫までくらいなら、記憶にも残っていると思いますが、それ以降の子孫では、難しいので先祖の一人となって個人として供養は終わる(法要の区切りでもあります)

故人を覚えている人・家族が生きているうちは、忘れないでいてあげてるのも供養だそうです。