お知らせ
ご遺体の状態と、その解釈について
セレモニー想縁(そうえん)では、あまり湯灌・着せ替え納棺をご依頼いただくことは無いのですが、専門の業者のスタッフ(看護師だった経歴の方)の話で覚えているのが『亡くなられた方のお体の向きや、お顔の向き、手や足の状態を出来るだけ真っすぐにして欲しいと言われる方が多いのですが、その方にとって楽な姿勢や体の状態が亡くなられた状態だったかもしれませんので、無理に姿勢を直すのは故人様にとって苦しいと思われるかもしれません』というお話でした。
お顔を見ていただく時などに横を向いている状態などは確かに「真っすぐ向いていないね」と感じると思いますが、極端でなければ少し横を向いている、お体の向きがズレているのは、最後の姿勢で楽な姿勢だったかもしれないと想像されると良いかと思います。