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スッタニパータを買いました

以前にアメブロhttps://ameblo.jp/yamanaka-michio/ で、読者として毎日読ませていただいていた方のブログのテーマが「スッタニパータを読んで」だったので、気に留めていたのですが、ブックオフで別の本(社会学系を探してました)を探しているときに偶然見つけたので、これはご縁があると思い購入しました。

内容は「仏陀(お釈迦様)は、こう仰った」「仏陀と弟子との話」「仏陀と在家の人の話」などです。 仏陀自身が文字として、書いて残したものではないので、キリスト教でいえば「新約聖書のような感覚」かなと思います。

色々な名前の章があるのですが、全ての部分に共通していると感じることは、悟りを得なさい・悟りを得る為に修行をしなさい・全てのモノは等しく変わるものである・・などの人が至る道というか、解放をされた真の境地を目指す話ばかりで、現在の日本仏教的な「死後はお釈迦様の弟子なので・・」とか「仏門に入れば、極楽浄土へ・・」などの話は出てこないです。

宗教のテレビ番組や書籍などで、日本の仏教は随(現在の中国)や唐の時代に盛んに学び・持ち込まれ、漢文を和訳したモノが「お経(仏陀の言葉)」として紹介されたり、密かに修行に取り入れられたり、政治に利用されたりしました。  それは、一般に北伝仏教と言って、チベットの宗教観+儒教や道教の宗教観を加えて、尚且つ「大乗仏教(悟りを開いた人は多くの迷える人を救う)」が、強く伝わった(?)ようで、南伝と言われる現在のインド南部を経由して、インドネシアやタイに伝えられた仏教とは修行や宗教観が違って形になったそうです。

宗教として長い時間を経ていて、開祖も直弟子もはるか昔に亡くなっていますので、現在の仏教は昔の開祖の頃とは違うと言っても問題無いでしょうし、実際に現在の仏教で救われている人もいますので良いと思いますが、開祖の言葉に近い内容の本は、それはそれで興味深いと思います。