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お知らせ

マンション七階で家族だけで母を送られた葬儀

一昨年の年末に「マンションなのですが、自宅で家族だけで母を送りたい、」との依頼がありました。 病院へお迎えに行って、ご自宅(10階建てくらいのマンションの七階のお部屋)にご安置して、実際に可能なのか? 不可能なのか?  をお客様の希望と葬儀社側の都合をすり合わせてお話ししました。

安置する場所と棺に納めて経机を置くだけのシンプルプランA(宗教者を呼ばれない)に決めていただき、部屋の大きさは問題なくできるとなり、廊下の幅や玄関の造りなども直進で出れることと幅が十分(1メートルくらい)なので大丈夫。 次に、通路とエレベーターに棺が通れる・入れることが出来るのかを確認しましたが、通路はエレベーター近くの部屋で邪魔なモノが一切ない状態でOK エレベーターの中も確認しますと奥の部分の下半分が開けれるようになっているストレッチャーが入るようになっていました。

自宅で葬儀は可能となり、葬儀プランも決まりましたがエレベーターの鍵(奥を開ける鍵)は管理会社が持っているので、葬儀の日の出棺時間に合わせて「七階に停止して棺を載せていただける・棺が入るように扉を開けていただける」ことを、喪主様から管理会社にお願いしていただくことになりました。

葬儀の日になって出棺時間の一時間前くらいにご自宅にいきますと、管理会社の方がエレベーターの鍵を持って待機していただいていました。 お別れをご家族が用意したお花などを入れられて、出棺時間の10分前にエレベーターを停めていただき・棺をエレベーターに乗せて一階の玄関前に来ている霊柩車へ乗せました。

喪主様と子供様の二人きりで送られる葬儀でしたので、霊柩車には子供様だけ乗車され・喪主様は自家用車で火葬場に向かわれました。 後日に請求書をお持ちした時に「自分の思っていた通りに母を送ることが出来て良かった」とおっしゃっていました。