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リムジンタイプの霊柩車について

私が葬儀業界に入った頃には、霊柩車と言えば「宮型霊柩車」という、お神輿のような屋根や飾り彫刻が付いた車が主流でした。 しかし、家族葬が増えてくるころから、かなり目立つ宮型霊柩車は敬遠されるようになり、また、新しい火葬場(名古屋第二斎場や愛西斎場など)では宮型霊柩車が近隣を走ることを禁止(近隣住民との約束)となりました。

そして、宮型霊柩車が廃れていく中で、洋型霊柩車と呼ばれる分野から、リムジンタイプやアメリカの霊柩車を模したタイプ、いわゆるバンタイプやワンボックスをそのまま中だけを改造したタイプなどと派生しました。

その中でもっとも大きくて、豪華なタイプがリムジンタイプの霊柩車で、フルサイズのアメリカ車やベンツのSクラス、センチュリーやロールスロイスなどを改造して棺とご遺族が乗ることが出来るタイプとなります。 金額的には、宮型タイプよりも高額になるので直葬では使用されることはなく、家族葬でも親戚や親しい友人が参列をされる場合や、一般葬・社葬または、故人が車好きだった場合などでしか使われないイメージです。

内部はシャンデリアなどの飾りがある場合もありますが、お棺を載せるのでゴテゴテした飾りは余り無くて、ご遺族も1人~4人から乗車をするので、意外と狭く感じるかも知れません。