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亡くなったご本人の希望は?

終活や遺言などで、自分が亡くなった後は〇〇して欲しいと残されている方は、大丈夫だと思いますが、ご本人が意図する葬儀・供養・相続とは違った結果になってしまって、後悔をされていたり・迷いがあった方がいらっしゃいます。

私が知る方の話では、相続の段階で兄弟での考えの違いから、相続放棄をして欲しい側と、相続の権利を主張する側と分かれてしまって、家・土地の価格の何割かを現金で渡す代わりに、以降の法事を含めたお付き合いを一切しないとなってしまって、故人が望んだ「兄弟で仲良く、協力して欲しい」との思い(兄側からの発言ですが)とは違った話になってしまった方。

弟さんが家族で親御さんと同居、死ぬまで面倒を見てきたので「家や土地は自分たちが相続できる」と思っていたら、兄・その家族から「家賃無料で、親の年金もあって楽をしていたんだから、相続はこちらに権利がある」と主張されて、弟さん側としては「親の面倒や近所付き合い、法事などの行事や帰省の時にも兄弟姉妹の世話をしたのに、何故、そんな事を主張できるのか!」と、調停→裁判になりかけて、3年以上かかって決着したけれど、以降の付き合いは無くなった。と言う話もあります。

無くなった方の想いとしては「残った家族は仲良くして欲しい」は誰でも思うことなのに、相続や葬儀で揉めてしまうのは残念な話だと思います。