お知らせ
今ならではの、自宅で葬儀
今月は、やや雨が多く梅雨と言うほどではないけど・・ と感じてます。
先週、隣の市の方の葬儀の依頼をいただきました。
依頼の当初は「火葬のみ」とおっしゃっていたのですが、打ち合わせの話の中で(私・葬儀社)・(遺族)の認識(火葬のみって言葉の)が違うことを感じました。
要約しますと
故人の遺言「火葬だけで+家族だけで」
遺族(喪主)「お経をいただいて、家族+兄弟で通夜~葬儀の形をとりたい」
私・葬儀社「火葬のみなら、お預かり~火葬場集合でいいかな?」
ここから、時間・場所・予算・規模などを一つ一つ決めていくのですが、喪主の意見を重視させていただきながらも、故人の意思・遺族(喪主以外の方)の意見を聞きながら~ 火葬場の空き状況・役所手続き関係・各業者の手配の都合を確認しながらとなります。
最終的に喪主様・遺族様の『最後まで傍についていたい、お寺は知り合いの住職に頼む、祭壇などは不要で自宅で葬儀』 となりました。
火葬のみのプラン+枕飾り+中陰祭壇+お別れ用の花 をご注文いただき、その他のお供えなどは遺族で揃えられ(お好きだったお菓子や果物・庭に咲いていた花など) ご納得いただけたと感じました。
お寺様は、枕経~通夜勤行~火葬場の炉前のみ来ていただくことでご依頼されてました。(お寺によっては、出来ないって言われる可能性もあります)
誰のための葬儀かと思うと、私は「喪主を含め遺族の方の納得」が大切だと思います。 故人を想うこころを大切にされていれば、形はその次でいいのではないでしょうか。
住み慣れた家・帰りたっかった家 そこから送り出してあげたい気持ち そんな葬儀をご依頼いただけるととても遣り甲斐感じます。