仏教の宗派の違いとお葬式

日本には同じ仏教でも多数の宗派があり、今でも主だった宗派から単立と呼ばれる一つのお寺だけの宗派なども有ります。　お葬式においても色々と宗派による差が有ります。

同じ仏教の中でも、どのお経を重視するのか？　仏陀（お釈迦様）が中心ではあるけれど、本尊と呼ばれる一番大切にされるものが違っていたりします。

また、仏教を伝えた人や、新しい解釈を始めた人によって違いが有ります。　そして、今でも新しい宗派が出来ています。

お葬式も、私が知る範囲では昔から（鎌倉時代くらい）の宗派の儀式をベースにしている事が多いですが、宗派による違いは仏具や祭壇の飾り、仏壇・戒名などにまで及ぶ場合もあります。

江戸時代の檀家制度が、現在のお葬式＝仏教の始まりだと思いますが、近くに住んでいるから檀家となったけれども、他の寺や宗派を信心するのは問題無いと思います。　また、宗派を変える（檀家を変える・辞める）のもお住まいの地域や信仰の自由が有りますので問題ないと思います。