×
お問い合わせ アクセスマップ 電話する

お知らせ

他力本願は難しいですね

私の実家の檀家寺の宗派は真宗大谷派になり、阿弥陀様を本尊に「他力本願」の言葉も聞いたことがあります。

現在では「他力本願」は、他者の力に頼って自分では何もしないって意味に受け取られているそうですが、私が聞いた「他力本願」は自分が出来る事には限度があるから、それ以上は阿弥陀様のお力に縋るしかないので、全てをお任せします。との意味で、努力をすることは当然で・それでも叶わない願いを阿弥陀様にお任せする(叶えていただくとの意味ではないです)と、かなり厳しい考えだと思います。

真宗系(本願寺系)は、元々一向宗と呼ばれた一揆などのイメージが強い宗派で、貴族や武士階級ではなく、農民などの階級に広まった宗教であり、その当時の末世思想で「自分達の力では救いは無いと思う」事に対して、阿弥陀様に御すがりすれば「その本願」(全ての迷える人を救う)によって浄土へ迎えられるとの考え・解釈が多くの支持を集めたそうです。  お気楽に他人任せって考えとは違うようです。