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僧侶(女性)の葬儀の場合

僧侶の葬儀の場合、在家(出家に対しての意味で、普通の人の事)に比べると違いがあるのですが、最大の違いは導師を含めた僧侶の数・お経の長さになると思います。

私の以前勤めていた葬儀社に庵主様(女性僧侶)が亡くなられ、依頼があったのですが、打ち合わせの時点で「導師を含めて参列する僧侶が通夜・葬儀の内容などを決めていく」ので、葬儀社は、ほぼ黒子に撤して道具類の準備・式場となるお寺の幕張りや焼香道具類の準備・お寺の境内の通路や休憩テント ストーブやクーラーの手配・などなど、普通の式場での葬儀に比べると、準備する量も時間もかなり多いです。

また、寺葬でしか使用しない道具類もありますので、葬儀社によっては対応しないこともあります。 そして、準備から通夜・葬儀までの期間の長さが5日~一週間程度が必要になります。 それは、周辺地域のお寺様の都合を合わせる、準備に時間がかなり必要(当初の予定では不要と思われたモノが急に必要になったりすることがある)なのと、道具によっては葬儀社でも数が揃っていなくて、他者から借りて来たりなどするので。

そして、通夜・葬儀になるのですが、通夜も葬儀も司会をするのも僧侶となり、葬儀社の人間は、側で機械の設定や、操作をお手伝いするなどです。 葬儀の日は、在家の方の葬儀では省略されたり、僧侶の格式で必要になる儀式が追加されて、葬儀自体の時間が一時間半~二時間くらいが普通になります。 僧侶が10人以上集まりお経を読んでいるのは、圧倒される雰囲気です。

葬儀式まで終われば、後の告別式は普通と同じで、遺族や親戚・参列した僧侶がお花などを棺の中に入れてお別れとなります。 それから、火葬~引き上げ初七日になるのですが、僧侶がお寺でされますので、葬儀社は戻ってくるまでに片付けることが出来れば終了となります。