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先祖供養の昔の話

先祖供養は、恐らく記録が残っていない時代から日本人はしてきたのだと思います。 何世代も重ねている家は勿論ですが、分家と言われる家柄でもされていたのではないかと想像します。

神社の成り立ちが先祖を祭った事が始まりだったことも普通にありますし、土地や山など先祖の出身地や崇拝をしていた場所として大切にしていたことが、聖域や禁足地と言われるようになったケースもあるのではないかと思います。

自然崇拝(アミニズム)から、徐々に部族や村のリーダーが崇拝の対象に加えられてきて、それが血族(親族)の血の繋がりを大切にする事や先祖を大切にすることに繋がっているのではないかと思います。

私自身も父・母がいなければ生まれていませんし、父・母も当然ながら、その父母がいなければ生まれなかった。 その命の繋がりは、いつまでも続き先祖がいなければ自分はいないので、生まれてきたことへの感謝が供養に繋がるともいえるかなと思います。