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六文銭の意味と現在

昔の時代劇などでは「三途の川の渡し賃」などと言って六枚の銭貨(ビタ銭が多いです)を棺の中に入れるシーンがあったと思います。 当時の物価としても六文では蕎麦も食べれないくらいの金額ですので、わずかな金銭でも持たせて上げることで、無事に浄土に渡って欲しいとの願いがあったのではないでしょうか。

江戸時代~明治・大正・昭和・平成・令和と時代が変わっても、上記の風習(?)の名残というか・時代に合わせてと言うか、紙に六文銭をプリントしてモノや、紙や木を素材にした模造のお金を棺の中に入れることになりました。

故人様の成仏・冥福を願う気持ちは尊いことですが、時代の変化や物価、通貨の単位を無視して「六文銭」である事は、やや違和感を感じますが、風習や文化だと言われればそうなのかもと思います。