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冠婚葬祭では家紋が大切にされていました

一昔前(20年ほど)までは、一般葬と現在では呼ばれるお葬式が主流で、入り口の提灯や、水引にも家紋が入ったモノが使用されていました。 また、和装の喪服には家紋が入っている事が当たり前でありました。

家紋は「家・一族を表す象徴的な図柄」になり、古くは平安時代の貴族が牛車を見分ける為に入れた図だったという説があります。  武士の時代になると、旗印などに書かれたり、褒賞として家紋を下賜されたこともあるそうです。 そして、明治時代の頃に一般市民も家紋の使用をするようになったそうです。

普通に生活をするだけでは、家紋を意識する事も無く 冠婚葬祭も、結婚式と葬式以外は廃れてきて家紋を目にする機会も更に少なくなる中で、お葬式だけが最後まで家紋を表記する事をしていました。 家紋自体は下賜された有名なものとしては流水菊や五三桐があります。 先祖が活躍したことでいただいた家紋ですので大切にされている家も多いと思います。

また、家紋から先祖を想像することも出来ます。 藤の家紋は藤原氏や、その関係者である可能性が高いですし、矢羽根など武具に関係する家紋は武家が祖先の場合が多いようです。  今となっては実用するものでは無くなりましたが、意識して調べると発見があるかもしれません。