お知らせ
初七日(引き上げ)と精進落としは簡略化が進んでいます
一般葬が主流であった頃は、葬儀・火葬の当日にお骨を飾って引き上げ初七日をすることが多かったですし、その後の精進落とし(仕上げの食事)もあることは当たり前でした。
しかし、家族葬・直葬を選ぶ方が増えて来て、新型コロナによるパンデミックで参列者が更に少なくなっている流れになり、初七日を葬儀のお経の続きとして読んでいただく「式中初七日」を選択する方が多くなり、精進落としの食事も「家族だけ・極少人数」なので省略・ファミレスなどで簡略にする方が増えています。
初七日は、元々「亡くなった日を含めて七日目の法要」なので、簡略化(親戚が再び集まる事が大変なので)として葬儀・火葬を行った日にするようになった事ですし、精進落としも「忌明け」の時から普通の食事(肉・魚などが入っている食事)に戻すのを、簡略化で引き上げ初七日法要後にお礼も兼ねて食事を振る舞うことになっていました。
葬儀は風習であり文化ですので、時代によって変わってくるのが当然です。 遺族にとって納得が出来る葬儀や供養が一番だと思います。