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合同葬儀へ参列した時の感想

とある葬儀業界の会社の、副社長が現役で亡くなった時に、「合同葬儀」で会社と家族が名前を並べて葬儀をしました。

10年ほど前の話なので、新型コロナなどの影響なども全くなく、家族葬はまだ少数派でした。

会社関係の受付と、ご近所・親戚関係の受付と二か所の受付で、当時なので受付だけでも20人弱いました。 受付をすると返礼品をいただいたのですが、その後に「通夜振る舞い」があると言って、食事ホールへ案内をされて助六寿司(10貫入り)をいただいたのですが、尾張地方で通夜振る舞いを参列者に全員に出すことは、初めてだったので「香典の金額にもよるだろうけれど、かなり予算が必要になるだろう」とか「葬儀社は儲かるだろうけれど、遺族・所属していた会社は言いなりで決まったのかな?」と思いました。

通夜だけの参列なので、葬儀がどうなったのかは知らないのですが、通夜の参列者も100人ぐらいいたし、祭壇も当時でもややグレードが高い(祭壇セット価格で200万円くらい)を飾っていましたし、お供えされた供花も会社と関連会社を併せると4・50基に、親戚関係と思われる供花も30基くらいありました。  たくさん飾りがあるし、豪華で大きな祭壇だと思いましたが、故人へと言うよりも、見栄・お付き合いなどが主になっていたかなと思います(通夜のお経が終わり次第、会社関係は帰ってます)

立派な葬儀と言われる・感じる人もいると思いますが、参列者への挨拶や供花の順番などに気を使って疲れている遺族様を見た時は、無理に大きな規模の葬儀をすることは、遺族にとって良いことではないと思いました。