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宇宙葬っていうのが、バブル時代にありました

バブル時代と言っても、葬儀業界にとってのバブル時代になるので平成に入ってからの話になるのですが、葬儀は儲かるけれど更に変わった商品・奇抜なアイデアをと業界全体が、色々なアイデアを商品化しました。

その中でも宇宙葬は、多くの葬儀社にパンフレットは置いてあるけど「実際にサービスを申し込んだ人を誰も知らない」サービスになります。 当時、貰ったパンフレットは無くしてしまったのですが、覚えている内容は「故人の灰を1グラム入れたカプセルを大気圏外まで打ち上げる」 「再び、大気圏に再突入して空気との摩擦で燃焼して無くなる」 「100人(?)分の依頼が集まったら、東欧の国(忘れました)からロケットで打ち上げる」 などで、もちろん打ち上げに立ち合いは出来ませんし、打ち上げ証明という書類は貰えるそうですが信用は出来るのか不明です。

また、他にも故人の遺骨(灰)を使用して人造ダイヤを作り、アクセサリーとして身に着けませんか?とか、お骨を入れる容器(壺)を有名な窯元の作品にしたり、有名な生産地の磁器や陶器で作って販売もありました。 その頃は仏壇も変わり始めていて家具にしか見えない仏壇とか、デザインが未来的というか仏具には見えない凄い仏壇なんかもありました。

殆どのサービスや商品は、現在では販売していなかったり、形を変えていたりしてます。 葬儀業界自体が調子に乗っていたことと、いずれ来るバブル崩壊を何とか回避しようと藻掻いていたのかもしれません。