お知らせ
宗教に興味は無いけれど、、お葬式にお寺は必要ですよね?
生前相談をいただく方の中には「自分自身は無宗教だけれど、親が亡くなった時にはお寺を依頼しないとダメじゃないかと思っています」と言った話をされる方は多いです。
お寺様(仏教)が弔い(葬儀)に関わるようになったのは、平安時代(貴族階級の方の一部くらいらしいです)からと言う説が有りますが、鎌倉時代や室町時代、戦国時代までは武士階級や貴族階級くらいまでしか弔いに僧侶を招くことも無かったのではないかと思います。
そして江戸時代になって、幕府の政治的な理由もあって”弔いは檀家になっている僧侶に依頼をすること”と、”地域に住む人の全ては必ず地域の寺院の檀家となるように”→”寺院には戸籍に当たるものの管理をさせる”事と命じたそうです。
実は、仏教が伝わってきたときには「学問」であり、葬儀・葬儀式・お葬式とは関係が無かったのです。 ただ、江戸幕府開府以降はセットになっているので明治時代や大正・昭和の頃には「葬儀にお寺は付き物となっていた」のだと思います。