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家族葬て意義は有りますか?

私が知る範囲での話になりますが、家族葬と言う言葉自体が、葬儀業界が言い始めたのか・マスコミなどが言い始めたのかも不明で、30年前の頃では「普通の葬儀に対する対義語で、家族・親族などに限定した少ない人数での葬儀」くらいのイメージでした。

当時は、家族葬と言うと葬儀社も対応してますなんて宣伝も無く、東京や大阪で流行り始めたのでしょう。といった感じで、名古屋市やその周辺では「良く分からない葬儀だな」とか「売り上げが下がりそうだから対応などは言わない」などと消極的な葬儀社が多く、出来れば無視をしている間に忘れられれば良いくらいだったと思います。

しかし、時代が進むにつれて大型祭壇などを選択する方が減り始めて、家族葬って言葉は一般にも認知されてきました。 そして家族葬は参列者が少ないので、葬儀の予算が下がる筈ですが、少しでも売り上げが下がることを回避する為に生花祭壇の導入(単価が高い)や湯灌・着せ替えの導入、返礼品や香典返しなどの単価アップなどなど、様々なオプションが販売されるようになり、選択肢が増えてきて、ある意味では「家族の元に、葬儀の選択肢が帰ってきた」と言えると思います。

今では家族葬と言っても、同居の家族だけの場合や、子供たちは呼ぶ方や、親戚まで参列をお願いする方など、様々な範囲になってきています。 残った家族にとって一番良いと思う葬儀を家族葬と言えばよいと思います。