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少人数での葬儀は、寂しい? 見栄が張れない?

ご近所や仕事関係の方も参列する、一般葬と違って家族葬や直葬では、参列する人の数が大幅に減ります。 また、お供えなども減りますし、表飾り(大きな看板や、水車などが飾ってある庭飾りなど)や樒塔などを飾らない場合が多いです。

飾りの豪華さや、賑やかさは参列者が少ない葬儀では、それほど大きな祭壇なども使われませんので、質素な雰囲気になると思います。   『人がたくさん来る葬儀は良い葬儀=故人をしたっていた人が多い』との言葉も、実際には喪主様の関係や、兄弟姉妹の方の関係者も多数参列していたことが実情で、慕われる人は実際は『故人+家族+兄弟姉妹などの血縁者関係』でありました。

多くの人が来る葬儀では、返礼品やお茶の準備なども予想数を準備しなければなりませんし、駐車場や式場の大きさも必要になります。 そして、来ていただいた方へは少なからず気を遣うことになります。  決めることが多いとか・食事や返礼品の数を用意するとか・大変なことは色々ありますが、家族が亡くなっている状態で「参列いただいた方に気を遣う」ことに疲れてしまう人は多いです。 また、そればかりを気にしているので肝心な「故人とゆっくり別れを告げる」ことに集中がしづらい人もいます。

家族だけでの葬儀になると、返礼品は不要ですし、食事関係も家で食べてくるとか外の店で食べるなど自由が利きますし値段も安価になります。  また、見栄を張る相手も居ませんので、本当にしてあげたい事だけを集中的にすることが出来ます。  また、式場は自宅や小さい葬儀式場でも、可能になりますし 駐車場は4・5台ほど駐車できれば十分です。  お寺様にも、お一人だけでお願いしたいとか言えますし、初七日を葬儀のお経後に一緒に上げていただくお願いも出来ます。

簡素・質素な葬儀は、故人へとお気持ちを集中することが可能です。  どんなお供えでも誰にも文句は言われませんし、祭壇が無くても家族が納得していれば葬儀は出来ます。