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巻き線香の用途

お葬式に付き物として、ロウソクや線香があります。 その中でも巻き線香は、一見蚊取り線香のようなデザインで良く知っている方が多いと思います。

巻き線香は、真っすぐの線香では長くても40分程度しか燃焼時間が無いので、それを通夜などで消さないように、焚き続けるようにしていると仮眠さえもできない状態になっていました。

そして、眠ることが出来ない状態で葬儀になると、体調不良となる方や倒れてしまう方が居たことも事実です。 昭和~平成位までは、通夜で親戚が一緒に泊まっている事が普通であり、交代しながら線香を焚き続ける・話をしながら気を紛らわすなどが一般的だったと思います。 ですが、短い線香では消してしまう事もあるし、長時間消えない線香が必要になってきたと思います。

巻き線香が当たり前になって、8~10時間くらいは燃焼が続くので火を付けたまま仮眠も出来るのですが、線香とは言え火が付いている状態では火事が危ないのも事実です。

このあたりのお葬式では、仮通夜・通夜までしか使用しませんが、地域によっては亡くなってすぐの時~49日法要まで焚き続ける地域もあるそうです。