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床の間に仏壇を入れること

私自身も最近まで知らなかったのですが、床の間(掛け軸などが飾ってある場所)に仏壇を入れることは問題ないどころか、元々 仏様の世界を掛け軸(ご本尊)を掛けて飾り、花や供物をお供えしていたことが、現在の仏壇の原型だったそうです。

今でも三重の山間部の村では、葬儀でも床の間飾りと言って「祭壇を飾るのではなく床の間に本尊を掛けて、お供えや生花、経机や仏具などを準備して葬儀をしているそうです。 自宅で葬儀を行う地域ですので近くに葬儀式場が無いことも理由の一つだと思いますが、葬儀費用も祭壇などが無いので都市部に比べるとかなり安い(30~50万円程度)だそうです。

最近の分譲住宅・注文住宅には、和室を作らないことも増えているようですが、リフォーム物件や、平成に入った頃までの住宅なら床の間のある和室は必ずと言って良いほどありました。 葬儀や法事に限らず、桃の節句や端午の節句、七夕飾りなど、ご家族(親族)の区切りの行事などに使われてきたと思います。

お仏壇を購入しようとしているけれど、設置する場所に悩んでいるようでしたら床の間を活用するのも良いと思います。