お知らせ
延命治療をしますか?
入院されている方や、その経験のある方は医師から「延命治療をしますか?」と聞かれたことがあると思います。 私自身は無いのですが、友人が母親の入院の時に、深夜に容態が急変して聞かれたそうです。
友人はご兄弟と電話で相談して「お願いします」と答えました。 それから一年半ほど延命治療が続いたのですが、途中で「新型コロナウイルス性肺炎の感染の危険」で、元々、一日15分だった面会時間が制限されることになり、一年近くは顔を見ることも声を聞くことも出来なかったそうです。(意識の混濁、無くなることも多かったそうです) 費用の負担も入院費や消耗品を合わせると月に10万円ほどの負担があったそうです(ご兄弟で半分づつなので、これで済んだとのこと)
葬儀後に、話を聞くと延命治療を頼んだ事自体も正しかったのか分からないし、時期が悪かったことと、面会できても話をすることは難しかっただろうと言われました。 ただ、親の命を・・と考えて、その場はお願いしたことも本当の気持ちだったと。
ある程度若い人や、延命することで退院の可能性があるのなら「延命治療」は価値のあることだと思います。 そして「延命治療」を始めてしまえば、やめることは殺人にあたるので出来ないことは、理解できます。
私自身は望みませんが、親・子供の話になると選ぶかも知れません。