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忌中と喪中は違うのか?

お葬式においての風習の一つで、終わってから「忌中」「喪中」と言う期間があります。

私が葬儀業界に入った頃は、お葬式の前日(通夜の日など)から自宅の玄関に「忌中」と言う紙を張ってありました。 しかし、少しづつ『忌中の紙が貼ってある家は、留守の可能性が高い(葬儀で家にいない)ので空き巣などの被害にあう』などの話が出て、玄関に貼る家は少なくなってきたと思います。  また、「喪中」だからと神社へ参拝をしない、お祝い事を控えるなどありますが、こちらも徐々に忘れられてきている感じがします。

忌中は、日本の古来からの考えで”穢れを忌む”という、家族の中で葬儀をすることになった時に”穢れ”があるとして、それを忌む期間で外出などを控えるって感じです。

喪中は、喪に服す(もにふくす)と言う期間で、喪は大切な家族を亡くした喪失を生活においても、それを表す期間であり、祝い事などを控える感覚だと思います。

また、期間においては「忌中は、基本的に満中陰の期間(49日が多いです)」「喪中は、長いところで一年くらいが多いです」、ただ、故人との関係(血縁)によっては長い・短いがある場合もあります。