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戒名を必要とする・しない?

以前にも、書いたものと重なる部分もありますが、一般の方からの質問で「戒名をいただかないと死んでから天国へ行けないんじゃないの?」と聞かれまして、宗教者では無いのですが、私の知る範囲でお答えしました。

仏教徒であり、信仰心を持って生きている人が亡くなった場合は「必要だと思う」とお答えします。 しかし、無宗派・無宗教に近い方が亡くなった場合には「どちらでも良い・判断はご家族で」となります。 そして、仏教以外の宗教を信仰している方は「勿論 不要ですね」となります。

戒名は、どんな理由でいただけるのか?を考えれば、仏教徒になった時(仏弟子)であり、更に言うなら出家や仏弟子として入門する儀式をして「授戒」(いましめをさずかる)で、仏弟子として守るべきことを聞き・守る誓いを立てた時に導師(師匠のような感じです)から、俗名(普通に使っている名前のこと)とは別に戒名をいただき、新しい生を始めるからだと聞いています。

信仰が深い方にとっては、仏弟子としての名前は証明・拠り所にもなりますので必要だと思いますし、そこまで信仰していないのであれば供養をする家族の判断で良いと思います。