お知らせ
来賓って一昔前は当たり前でした
一般葬と言われる葬儀の形式が当たり前だった時には、来賓と言って地元の有力者・議員や仕事関係の上司や代表者などを焼香順位帳に書き・読み上げて焼香をいただいておりました。
その当時は、焼香の順位が重視されていたので、私の知る地域では喪主と遺族の直後にお名前を入れていました。 ただ、その当時でも私自身は「地元のお世話になっている方は分かるけれど、議員さんは売名行為じゃないのか?」くらいに思っていました。 仕事関係などは、ある程度は理解できるのですが、それでも参列する・しない、正式な肩書と名前の読みを確認して焼香順位を作成することになるので、喪主様やご兄弟などは電話などで確認をすることになりました。
葬儀を村単位で行っていたころの名残だと推察しますが、参列される人によっては聞いたことも無い風習だったかもしれません。 その当時は失礼のないように・周りのやり方に合わせてなどの考えで行っていたと思います。 現在では焼香順位自体を作成することが稀ですし、家族葬主体になって仕事関係の方や地元・ご近所の方の参列も少なくなっていますので、時代と共にすたれていく風習だと思います。