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樒の塔などの入り口の飾り

お葬式のイメージの中で、祭壇や棺、霊柩車などの他に、式場の入り口や自宅の入り口に飾ってある(あった)提灯や樒(しきみ)の塔なども思い出す人がいると思います。

私が子供の頃では、自宅でお葬式が当たり前でしたので、お葬式をしている家の入口・門の部分に大きな木の看板に亡くなった人の名前・通夜・葬儀の日時、滝や水車を飾ってある人口の庭や、樒の塔、名札の飾ってある供花がありました。 一目で「この家でお葬式がある」ことが分かりました。

時代が進んで、葬儀専用式場でのお葬式が当たり前になってくると、多少は簡略化(提灯は白木からプラスチック製へとか)、樒の塔は本物から偽物の造花製へなど、変化はありました。 そして、家族葬が増えてくると表の大きな看板は不要(飾ってあることで問い合わせや、内緒でしたい遺族の意向に反する)ようになり、表の飾りを販売する事で売り上げ維持を考えていた葬儀社にとっては、更なる売り上げ減少となってしまいました。

そして、セレモニー想縁(そうえん)では、表の飾りは基本的に無しにしています。 少人数・小規模な家族葬・直葬では、参列する方は遺族様だけであったりしますので、外に向けてのお知らせが不要になるからです。