死者の想いを抱いて、生者は生きていく

お葬式において、形や形式・大きさ・参列人数　様々なこだわりを持って、決めていきます。　そして、遺族の方が満足できるのならば　とても良いお葬式であると思います。

核家族化や少子化、晩婚化や非婚化などの社会的な要因で、お葬式の形が変わってきています。　時代の変化と共に、分かっていくのが文化であり、廃れていったりするのが風習であるならば、現在の「家族葬」や、同居家族だけでの葬儀の流れも、人の無意識での欲求が簡素で低価格の葬儀が良いとなっていると思います。

お葬式を終えて、残るのは写真とお骨だけであり、一番大切な思い出は家族の心の中にあると思います。　故人を想う時に「こうありたい」とか「頑張らないと」などと家族一人一人が思い、生きていくことが一番の供養であり、宗教さえも入り込めない深い人間の心理ではないかと思います。