無宗教での弔い

最近のご依頼の流れとして、直葬・無宗教を選ばれる方が増えてきていると感じます。　　まだ、１割程度ですが、私が別の葬儀社に努めていた頃は、年に1～2件でしたので、武漢肺炎（新型コロナウイルス感染症型肺炎）の影響もあるのでしょうが、葬儀・葬式に対してのイメージが変わって来ていると思います。

無宗教（無宗派）での葬儀は、火葬の時間予約以外は、全て自由にご遺族が決めることが出来るのですが、やはり仏式葬儀や、神葬祭、キリスト教での葬儀の影響なのか、焼香や献花などをされる方が多いです。

弊社では、告別式（お別れ）の部分を十分なお時間を取っていただくことを目的に、30分前に全員が揃っていただいて、お好きな音楽などがあればかけていただき、お供えや持ち込み頂いた生花や食べ物、ご趣味だったものの中から、火葬可能なものをお棺に入れていただき、火葬不可のモノは、お持ち帰りいただき改めて、お供えいただいたり・形見分けとしてお使いいただいたりするようご提案しております。

無宗教でも、有名人のお別れ会のような飾りや、食事の接待などは無くても問題ないと思いますので、葬儀プランとしてもシンプルプランA をお勧めすることが多いです。

弔辞を読まれたり、お手紙を書いてこられたり、ご友人で歌を歌われたこともありました。　　どうしたい・何をしてあげたいは難しいと思いますが、思いつくことはご相談いただき、可能な形を提案させていただいております。