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父の葬儀・母の葬儀

私の父は、自分が30才で霊柩車会社に勤めている時に喪主となり行いました。 いわゆる一般葬と呼ばれるようになった葬儀で、ご近所のお手伝いをいただきながら、自宅を片付けて祭壇を飾り、参列者の範囲を目一杯大きくするために遠方の親戚まで連絡をすることが当たり前でした。  檀家寺の住職以外にも村の寺や、親戚が呼ぶ寺などを合わせて9人ものお寺様が葬儀に来ました(通夜は流石に5人くらいです)

そして、葬儀社への支払いは約180万円 お寺様へは45万円 いただいた供花は20基弱 果物籠盛も10基以上 香典の総額は100万円くらいだったと思います。  その当時(21年前)では、村の中の葬儀としては普通であり、名古屋市や一宮市の中心部に比べると半額~2割安いくらいだったと思います。 それでも支払総額は200万円を超えますので、母の時の葬儀とはくらべものにはなりません。

母の葬儀は、今年の7月に家族葬で行いまして、親戚の方には参列は新型コロナまん延もあるのでご遠慮いただいたのですが、友人と一部の親戚が通夜に駆け付けていただきました。 祭壇はセレモニー想縁の生花祭壇プランBを飾り、供花・果物などは自分で購入してきた母の好物をお供えするだけにしました。  お寺様は、檀家付き合いを止める予定なので、同じ宗派(真宗大谷派)の住職にお願いしてお葬式だけの読経をいただきました。

葬儀セット価格が35万円 おてらさまへのおふせが10万円 お供えはスーパーなどで購入して2千円ちょっとでした。 香典は「お気持ちだけとお断りする」つもりでしたが、10万円くらいいただくことになりました。  私の気持ちとしては生花祭壇があるので飾るお花は十分だと思いましたし、誰にも気兼ねをする必要が無いので、母の好きなモノだけをたくさんお供えできたことは良かったと思っています。

今の時代は、20年前の半分以下や10分の一の予算での葬儀が増えていますし、子供達もそれほど余裕が無いと思います。 時代によって葬儀の規模や予算が変化する事は当然だと思います。