×
お問い合わせ アクセスマップ 電話する

お知らせ

生きている時が華である

仏教の開祖であるゴーダマ・シッダルータ(お釈迦様)の言葉をお弟子が語ったモノが、いわゆる”お経”になっているのですが、そのお経の中で「弟子がお釈迦様に”死後に生まれ変わりは有るのでしょうか?(バラモン教やヒンズー教ではリンカネーションは当然の事になってます)と言う問いに対して、”私は死んだことが無いから知らない”という答えだったそうです。

死後に極楽に行ける事を願って生き方を考えるのは良いことだと思いますが、亡くなった家族や先祖の為だと言って、供養が・・お墓が・・お葬式は・・ などとなるのは本末転倒なのではないかと思います。

そもそもお釈迦様は「出家をして修行をし悟りを開く」(俗世を離れて、働くなどせずに世界の真実である悟りを得る事こそが一番大切であり、その悟りを世に広めるのが教えである)と言ってますので、死後の事はお釈迦様自身も「在家の方に任せて・弟子は修行をしろ」と言った意味の事を述べているそうです。

弔いや葬儀は疎かにしてはいけませんが、それを偏重することは仏教からも離れていると思います。