神道のお供え・仏教のお供えには違いが有ります

現在の日本では多くの方が、宗教にはそれほど関心が無い方が多く　また、歴史的にも本地垂迹や神仏混交なども有ったので、仏教の戒律と神道の忌み事をどちらの事なのか分からないままの人が多いと思います。

厳密に分けるのが正解とは思いませんが、成り立ちを知っていただくと日本の文化・風習にも関わっている事が理解できると思います。

神道ではお酒・魚・肉のお供え・飲食は大丈夫ですが、仏教ではお酒・魚・肉は出家をしている方は戒（禁止する）があり、信徒・信者の方も基本的には禁止と判断される場合が多いです。　　また、生花・果物などは共通でお供えしますので、それも分かりにくい原因ではないかと思います（手に入れやすい物は似てくると思いますし）

また、神社では葬祭は行いませんが、お寺では葬儀は行います。　神様は穢れ（気が枯れる）ことを嫌うそうですが、仏様は問題なく亡くなった方・ご遺族を受け入れます。