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終活を利用する

最近は、余り聞かなくなりましたが「終活」と言って、自分が亡くなること・亡くなった後でどうして欲しいか? などを予めノートなどに書いておくことがテレビなどでも話題になっていました。

実際に終活ノートの販売や、終活セミナーなども開催されたりしましたが、私の知る範囲ではあまり人気はなかったようです。 終活ノートは書き方が面倒なモノや、誰が見るかもわからない物に細かく書くことに抵抗がある方もいたと思います。  就活セミナーは、葬儀社主体で開催されているモノは「顧客囲い込み」のための入会セミナー状態でしたので、真面目に考えている方ほど商売っ気を嫌っていた気がしました。

しかし、一部の人は終活をされて「残された遺族にとって良かった」場合もあります。 弊社のお客様にいらっしゃった方は「棺に入れて欲しいモノ」「相続の分配」などの悩んだり、揉めることになる部分をノートに書き残されていたそうです。  終活を、解らないとか 面倒な感じ などと敬遠される気持ちもあるでしょうが、相続だけ・葬儀の場所だけ・葬儀に読んで欲しい人だけ などでも良いと思いますので、何かしらの形で残されると残された人にとって助かると思います。