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警察署へのお迎え

亡くなられた状況が、事件・事故などの可能性がある場合に警察署に移送されて、場合によっては検死解剖・DNA鑑定などをしてから、家族へ引き渡し(寝台車などでお迎えを葬儀社へ依頼する)になります。

今まで知っている中で、最長はDNA鑑定が年末頃に決まって、実際に葬儀が出来たのが一月二〇日以降になった方の場合があります。 逆に交通事故など原因を特定しやすい場合などは、当日に検案書を指定医師(警察から指定されている医者です)に書いていただけるので、書類を用意出来れば故人様を移動することが出来ます(火葬場の予約なども)

私が初めて、警察署へお迎えに行ったのは霊柩車会社に入社して一か月くらいの見習い期間に指導者(確か主任だった)に連れて行っていただいて、名古屋市の所轄(各区にある警察署)へ、火事で亡くなられて方のお迎えでした。 遺族との打ち合わせは葬儀社の担当者がしますので、安置室(遺体を安置する部屋)で遺体状況の確認をして待っているのですが、先輩方に散々脅されてから来たから、見る前の方がビクビクとなっていました。

実際の遺体は、一酸化炭素中毒(火事でなくなるケースの多くはこれだそうです)での死亡であり、体が焼けている状態でもなく・一酸化炭素の影響で皮膚がピンク色になっていました。 ただ、一人暮らしをしていて亡くなった中年の男性でしたが体重が6・70キロくらいの方で棺に納めるのが大変でした。

棺に納めてから霊柩車(寝台車)に棺とご家族(検案書を持っている人)を同乗いただき、葬儀社の式場へ移動となりました。

検案書が発行されるのが早かった(10時ごろに連絡があって、検案書は2時ごろに書き上げていたようです)ので、当日に葬儀社の式場に行けて打ち合わせも出来ましたが、場合によっては何日も待つことになりますので、葬儀の予定なども立てにくいのでご家族にとって大変です。