×
お問い合わせ アクセスマップ 電話する

お知らせ

身寄りのない方の葬儀

現在の直葬や家族葬が増えてきた理由の一つとして、身寄りの無い(血縁関係はあっても、お付き合いが無い事も含みます)方が増えてきたこともあると思います。

私の知っている範囲の方でも独居の高齢者の方は10人近くいらっしゃいますし、私自身も母を独居にしています。 田舎から子供が都会に出て、生活基盤が都会になり田舎へ帰る(定年後などの話)ことをしない場合などは、葬儀も直葬・家族葬を選択することになりがちです。  また、平均寿命が延びてきて子供が先に亡くなってしまう方もいれば、子供を授かることが出来なかった方もいます。

行政に生活の扶助などを受けている場合は、市民葬(行政による葬儀で直葬に近い内容です)で葬儀を行っていただける場合もありますが、その場合でも血縁者(相続権を持っている人)には、死亡の連絡と葬儀をどうするのか?聞かれます。  そして、子供が居なくて、親・兄弟姉妹などが無くなっている時には、甥や姪にも連絡が行きます。

少しでもお付き合いがあれば、甥・姪などでも葬儀をしていただけますが、ほぼ他人のような状態ですと、相続の放棄を選ばれて葬儀自体もお断りをされる場合もあります。

本当に血縁者が一人もいなくて、財産と呼べるものが何もないケースは、私自身は知りませんが、おそらくは地域の行政が何かしらの手続きで市民葬のような形になる思います。