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お知らせ

通夜の後は宴会だった。。

現在のお葬式では考えられないかもしれませんが、20年前くらいのお葬式では、通夜では遺族・親戚が夜を徹して線香・ろうそくを見守っている事(実際は、8時間以上もつので、火事の用心が重要でした)が当然であり、長い夜を過ごすにあたって酒・つまみを振舞うことが当たり前でした。

通夜の参列者が解散になった時(お経が終わってから)から、最初は菓子類やお茶を出し、その後に軽い食事(尾張地方は助六寿司などが多かったです)や、お酒を振舞うようになるのですが、お酒好きの方がたくさんいると、宴会状態になってきて・それが朝になるまで延々と続く(途中で寝る人も多いですが)のが、通夜のイメージでした。

当時は、遺族の他に、故人の兄弟・姉妹までは通夜後も残って、夜を明かすのが当然なイメージだったので、ほぼ雑魚寝になるか・お酒などを飲んでいるかの状態で、翌日の葬儀は眠くてたまらない人が大勢いました。

お酒を飲み、長い時間話をすることで、改めて親戚としての絆をつないでいたのかもしれません。