×
お問い合わせ アクセスマップ 電話する

お知らせ

通夜を過ごす

通夜で寺院が来て、通夜読経をいただいた後 遺族・親族が主体で残って夜を過ごすことになるのですが、普段の生活と違うので緊張したまま過ごすことになる方も見えます。

通夜の意味は、亡くなった人が万一生き返ったときに暗くて誰もいないといけないからとか、訃報を聞いた方が葬儀には参列できなくても、せめてお顔を見たい・弔慰を表したいと遅い時間まで訪れる方があるので部屋・式場を明るくして訪れる方の目印にするため(現在では街頭などが当たり前ですが、昭和初期くらいまでは夜中まで明るくしている家は珍しかったそうです)  そして、亡くなった家族と最後の夜を過ごすためです。

私の実家のある地域は、通夜の読経後は宴会状態というか、飲める人はひたすら飲むのが当然となっている地域でした。  しんみりと、昔話をするような雰囲気ではなく、どちらかと言えば親戚同士による近状報告と噂話をだらだらする感じです。  良い・悪いではなく、地域の風習的なものですし、私の父・祖父も酒飲みだったそうですので喜んでいたかもしれません。