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遺品の整理と相続

「終活」などの言葉と同じ頃でしょうか? 遺品整理の業者が多く目につくようになりました。 新規で遺品整理専門の業者もあれば、引っ越しやさん・倉庫業者・便利屋さん など、以前から、掃除や荷物を運ぶ業種が、追加で看板・広告に表示される場合もあります。

遺品の整理は、借りている部屋の返却などを主体にされている・それ以外の部分で大切な相続の部分は、司法書士などを紹介するだけのイメージです。  もちろん、借りている部屋の賃料は馬鹿になりませんし、血縁者(相続人)が遠方に住んでいる場合は、すべての荷物に目を通して判断することは難しいと思います。

多くの葬儀社が言わない・言ってないことですが、遺品整理と相続人の確定・分配の話し合いは、順番としては逆になると思います。  相続する財産が、マイナス評価になる場合は、ほとんどの方が放棄をされるでしょうが、少しの財産でもある場合は放棄手続きが順調に進まない場合があります。  先に、葬儀費用なども含めてこれからかかる費用と、故人の財産の計算をして、誰がどこまで相続し、様々な費用は誰がどこまで負担するか? を、決められてからでないと、すべての費用を負担された方が、人数の頭割りで遺産相続なんて話で決まったら負担が大きすぎるでしょう。  先に建て替え支払いをすることを明記して、納得されてからでないと後に遺恨を残すことにもなりかねませんので。

葬儀自体の話と違って、残っている人は、これからも生活していく現実的な話になりますのでご注意ください。