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遺影写真の原本の選び方

遺影写真を作成する場合、小さなサイズの写真を大きく引き伸ばす・集合写真などの他の人が写っているのを消す・服やネクタイなどを合成する等の加工をする場合があります。

免許書の写真サイズをA4サイズくらいにすると粒子(写真を構成する色の粒)が、目立つ場合があります。 また、現在の写真では、ほゞ見かけなくなりましたが、絹目と言って表面がツルツルではない加工の写真もあまり向いておりません。

また、衣服をそのままで鞄を消す・帽子を消す・逆光を処理する・・などの加工をすればするほど、違和感が出やすくなります。

服の着せ替え加工などでも、肌の色の境目が気になる場合もありますし、本人の体形と合成する服を着ている人の体形が違うので更に加工をして、模様などが大きくなったり小さくなったりなども有ります。

3・40年前のネガを切って・張り付けての加工に比べれば、綺麗に仕上がりますし違和感は少なくなっていると思いますが、毎日家族として見ていた人には加工をすればするほど、違和感を感じやすくなると思います。

最初から遺影に使えるような写真は、上半身がしっかりと順光で写っている・背景がそのまま使える・他の人は写っていない・・などの写真でしたら、そのまま必要なサイズに引き伸ばしをされて、お好きな額(ホームセンターなどで売っています)に入れて飾れば、満足できる遺影写真になるのではないでしょうか。

お顔の表情の加工は、かなり違和感が出やすいようで、加工を請け負う会社さんでも引き受けることは少ないようです(何度も修正を依頼されることが多いみたいです)