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30年ほど前の葬儀

私が葬儀業界に入った頃(平成5年)には、葬儀と言えばご近所や友人・遠方でも親戚は必ず参列し、参列者の数も通夜・葬儀のトータルで200人くらいで普通だと言われていました。 世間はバブル景気が終わってきて、やや景気の後退は有りましたがそれでも葬儀業界は好景気と言っても良い状況でした。

大手葬儀社が各地に葬儀専用ホールを建て始めた頃であり、自宅での葬儀から式場での葬儀が主流になりつつある中で、大きな式場に合わせた大型の白木祭壇を飾るプランが一番の売れ筋と言われていました。 葬儀社への支払いだけでも100万円以上300万円が普通で、宗教者へのお布施も100万円でも当たり前と見栄を張るのが常識でした。

また、社葬という「会社が取り仕切る葬儀」が、著名な寺院や大型式場で月に何件かは行われていました。 合同葬(会社と個人の連名での葬儀)も、その頃には少しですが行われていて、寺葬(お寺様が亡くなった時に行う葬儀で、規模なども大きいです)も、住職や先代が亡くなった時には当たり前に行われていました。