お知らせ
一般葬の喪主・遺族は、泣くことが難しい
私自身の経験でも、一般葬で喪主となった場合は「決めるべきこと」があまりにも多くて、それに対する意見やアドバイスも気になったりして・・ 自分自身が父の葬儀なのに、変な冷静さを持ってしまい 全く泣けませんでした。
また、多くの喪主・遺族様からの第一声が「お疲れ様でした」とか「疲れました」になってしまうことは、納得できる部分があります。 そして、通夜・葬儀・初七日までを責任感で頑張ってから、、 何かの切っ掛けで悲しみがこみ上げることもあります。
葬儀のお手伝いを仕事としておりますので、弔い・葬儀・葬式・・などを否定する気はありませんが、10年ほど前まで盛んだった一般葬での忙しさ・不慣れ・責任などで、悲しむことの心の余地が無いのは、本来の遺族があるべき姿だとは思えませんでした。
故人を弔い、遺族(喪主も含む)や縁のある人たちが別れを告げる、悲しい気持ちを表すことが出来る方が自然だと思っています。 きちんとするって気丈に喪主を務める姿は応援したい気持ちと、頑張らなくても大丈夫と伝えたい気持ちの両方が浮かんできます。