お知らせ
仏衣よりも「お気に入り」を選択
仏式のお葬式においては、お棺に故人様を納めるにあたって、仏衣(帷子といいます)に着せ替えをして、故人様の冥途への旅したくとしていましたが、少しづつですが「故人が気に入っていた服などを着せる」を選択される方が増えていると感じます。
宗教を重視する方は無理に「お気に入り」を選ぶ必要は無いと思いますが、帷子(白い和服であり、脚絆や手甲など昔の旅で使用してモノもセットです)自体が、江戸時代くらいからの物ですので、仏教=帷子では無いです。
また、宗教者自体(お寺様)が亡くなった場合は、帷子ではなく、いわゆるお寺様が来ている服を着せる事が多いので、宗教とは関係は薄いと感じます。
故人を想いながら「これが好きだったから」とか、「孫が送ったパジャマで大切にしていた」などなど、決めていくのも良いお葬式になる要素だと思います。