お知らせ
初めて葬儀担当者をした時
葬儀社に転職して、半年ほどしてから担当者として初めての葬儀の打ち合わせ・施行をすることになりました。
私の勤務地は田舎の方でしたので、稀に自宅葬もあったのですが、その時のご依頼者(喪主様)は「自宅で葬儀は出来るように作ってあるけれど、自分の子供の事を考えると葬儀式場での葬儀を経験させたいから決めた」とお話しされ、病院から自宅で安置(仮通夜)の後に、式場で通夜・葬儀の流れになりました。
葬儀内容は、地元の僧侶(曹洞宗)が二人と、村の庵主(女性の僧侶)が二人来られて、祭壇も当時は一般葬で人気があるサイズもモノを選ばれました。 一般葬で、表飾り(大看板など)もあり道路案内看板(最近は見なくなった〇〇家葬儀式場と書いてある看板)も、式場近くの道路に7・8本立てました。
司会は、先輩から曹洞宗の式の流れを聞いてメモしたモノを、司会台に準備して流れを確認しつつ、案内をさせていただきました。 また、当時は焼香案内がありましたので、通夜後に喪主様と遺族様に集まっていただき「焼香順位帳の説明」をさせていただき、また火葬場への車(バスを依頼されてました)の人数や、お別れの時に入れる生花と、入れないで残す生花(枕花)の確認、弔電の順番と読み上げが必要なもの・お名前だけをより上げるものと決めていただきました。
それから、食事の最終確認(数の増減)や、お供えされた、おまんじゅうなどの寂し見舞いを火葬場などに持っていく・葬儀前の接待で使う・寺院へのお礼などに使う・親戚などへのお下がりなどに使うなどを決めていただくことと、果物籠盛の残す数・ご近所や親戚様へのお下がりで分ける数の確認も致しました。
担当者になると、打ち合わせからの流れを全て確認して、喪主様・ご遺族へ何度も確認をすることが多く、正直な気持ちとして司会は5%くらいしか重要ではないと思いました。