×
お問い合わせ アクセスマップ 電話する

お知らせ

実は種類が多い棺

葬儀社に勤めていた時に、棺の種類が多かったのと値段もピン・キリであったことはビックリしました。

元もベーシックな木目がプリントされていたり・木目の薄いのをベニヤに貼ってある棺は、桐平棺・プリント棺と呼ばれていて値段は安く、一番数も出ていた。

次は、セレモニー想縁(そうえん)でも使用させていただいている、布張り棺で、弊社では白だけですが、青・ピンク・黒・緑の色や、柄も意外と多数あります。 値段は桐平棺・プリント棺の二倍~の葬儀社が多いです。

最近は観ることが少なくなった彫刻棺は、棺の横に薄い彫刻を張り付けた安価なタイプ~五面彫刻と言って底以外に全て彫刻を張り付けたタイプ・板を彫ったガチの工芸品のような超高額棺(100万円以上もザラですが、注文してから生産のタイプもあるので社葬など時間が掛けても大丈夫な葬儀でしか使用できないです)

漆塗りの棺もありました。 漆でピカピカで、しっとりと濡れたような艶が凄いのですが、これも超高額で桐平棺の10倍くらいの設定が多いです。

また、木の材料に拘った(本木です)桜や檜・杉の見た目は桐平との違いが分かりづらいけど、値段は10倍以上の棺もありました。

後は、金箔を彫刻に貼った豪華だけど、玩具っぽいデザインの棺もありました。

また、火葬をすれば燃えて無くなりますので、実際に使用されたのは桐平が半分以上、布張り棺が2~3割くらい、彫刻棺やその他が残りって感じでした。 今は、桐平の比率が更に高いと思います。